βグルカンの効果と効能

がんに効く、がんを抑える、がんが治ったβグルカン健康食品の作用とは!?
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βグルカンの種類で効果の有無
βグルカンが注目を集める一方で、効果の有るβグルカンと効果の無いβグルカンが存在することはあまり多く語られません。これはこの点を説明すると困る、つまり商品価値が下がってしまう健康食品が多いからです。自らの商品に不利となる情報を自ら説明する企業は稀です。

地球上に最も多く存在するグルカンがβグルカンであり、そのβグルカンはセルロース=食物繊維です。このセルロースとは正式な名称をβ(1→4)グルカンまたはβ1,4Dグルカンと呼ばれるβグルカンの一種です。このセルロースを我々人間は日常で非常に多く目にしています。それはセルロースが紙の原料となっている植物繊維そのものだからです。
注意すべきはβグルカンが紙なのではなく、紙の大部分を占める繊維組織がβグルカンの一種であるβ1,4Dグルカンで出来ているのだという事実です。そして、キノコから抽出されるβグルカンの大部分もこのβ1,4Dグルカンで組成されています。では、βグルカンが入っているという「紙」を食べたらば、免疫力が上がり、がんの治療になるのかと問えば、答えは「否」です。紙やキノコに含まれるβ1,4Dグルカンは免疫細胞へ作用することは無く、がん細胞に対しても直接、間接を問わず影響は無いのです。つまり効果の無いβグルカンが存在するのです。
この点は高額の健康食品を購入する際には極めて注意深く観察する必要があります。

また、β-グルカンには上記のセルロース=β(1→4)グルカンの他に、β(1→6)グルカン、β(1→3)グルカンなどがあります。それぞれに海藻やキノコ類から抽出されるため性質が異なるのですが、抗がん(抗腫瘍)効果や免疫力向上効果があるのはどのタイプかというと、β(1→3)グルカンでだけあることが長年の欧米での研究の結果として解ってきました。特にβ(1→6)グルカンについては、その効果について論争がありましたが、現在では効果が無いことが判明しています。

同じようにβグルカンと分類できる成分でも、セルロース=紙を食べたのでは、抗がん作用は元より、免疫活性による健康増進効果も作用も無いのは想像の範疇です。むしろ体調を崩してしまうでしょう。
人間の免疫系システムに対してい大きな影響を及ぼしうるのはβ(1→3)グルカンという種類のβグルカンなのです。このβ(1→3)グルカンに分類されるβ-グルカンをしても、がん細胞へ直接取り付いて作用するわけではなく、免疫細胞であるマクロファージ、T細胞、NK細胞に働きかけ、これらの免疫細胞の活性度を上げることで全体の免疫力を増強するという間接的な作用を発揮することが判っています。

効かないβグルカンが製品の大部分にも関わらず、「βグルカンが豊富!」だとして高額で販売されている健康食品は沢山あります。価格だけでなく、内容を吟味する知識が、βグルカン健康食品の見極めには不可欠です。
 
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